誰でも受験可能?技術士一次試験について知ろう。
資格マニア(笑)への道。
千里の道も一歩から。
次の資格取得目標は「技術士一次試験合格」です。
自分のため、受験する皆のため、以下の通り、気になる点を纏めてみました。
カッコいい名称だけど、技術士って何?
以下は、技術士資格を取り仕切っている公益社団法人日本技術士会のホームページです。
このように書かれています。
技術士制度は、「科学技術に関する技術的専門知識と高等の専門的応用能力及び豊富な実務経験を有し、公益を確保するため、高い技術者倫理を備えた、優れた技術者の育成」を図るための国による資格認定制度(文部科学省所管)です。
難解な言葉ばかりでよくわかりませんが、技術士…カッコいい名称ですよね。
主に土木系の設計やコンサルをする時に「役に立つ」資格です。
役に立つ…というのはつまり、「名称独占資格」だという事です。
なので、これと言った権限などは特にありません。
この資格がないとこの業務ができない!というのもありません。
この事を先輩から聞いた時は衝撃でした。
例えばデカい橋の設計する場合、資格要らないの?って。
…要らないらしいですよ。
試験日はいつ?
毎年10月の第2日曜日のようです。
今年は、2019年10月13日(日)午前10時30分~午後4時
一日中、試験会場に缶詰め状態です。
会場は、北海道・宮城県・東京都・神奈川県・新潟県・石川県・愛知県・大阪府・広島県・香川県・福岡県・沖縄県。
受験資格は?大卒でないとダメ?
年齢、学歴、業務経歴に関係なく受験可能です。
資格マニアが集まりそうですね(笑)
気になる難易度は?合格するメリットとは?
難易度としては「簡単ではない」といった感じかと思います。
技術士一次試験は、基礎科目、適正科目、専門科目から構成される資格です。
専門科目は20部門!あるうちから1部門選択して申込み~受験となります。
基礎科目及び適正科目の合格率は、毎年40%前後です。
2018年:37.8%
2017年:48.8%
2016年:49.0%
2015年:50.6%
2014年:61.2%
2013年:37.1%
2012年:63.3%
2011年:21.4%
2010年:37.0%
2009年:41.6%
とはいうものの大分ばらつきがあります。
油断はできません。
60%台の年もあれば、20%台の時もあります。
これは怖い。
専門科目(建設部門の場合)
2018年:48.8%
2017年:49.0%
2016年:50.6%
2015年:61.2%
2014年:37.1%
2013年:63.3%
2012年:21.4%
2011年:37.0%
2010年:41.6%
2009年:35.4%
だいたい40%前後といったところでしょうか?
でも大分ばらつきがあるため油断できません。
技術系の転職に有利なの?
一次試験に合格後、所定の手続きを踏むと、「技術士補」になれます。
これが転職に有利かと言われると、「無いよりはマシ」くらいかと思います。
一次試験に合格後、必要な実務経験を4年積むと技術士の二次試験の受験資格が得られます。
二次試験に合格後、所定の手続きを踏むと「技術士」になれます。
技術士であれば希少価値はあるでしょう。
どうやって勉強するのがベストか?
市販のテキストやインターネットで調べると、「過去問」が有効なんだとか。
ある年突然、出題傾向がガラッと様変わりしたら、クレームの雨嵐でしょう。
やはり過去問数年分を繰り返しやるのが、良さそうですね。
まとめ
- 技術士(補)は名称独占資格。
- 試験日は、2019年10月13日(日)午前10時30分~午後4時。
- 合格率は4割程度。
- 勉強法は過去問、過去問、過去問。