技術士補(建設部門)合格を目指す全ての方へ。基礎・適正科目攻略のポイント4。
一昨日、飲み会がありました。
焼き肉屋で。
そりゃ美味しいですよ。肉もビールも。
ただ飲み会終盤になるとでてくる、無駄なサラリーマントーク。
業務の注意点は、その時に言えよと。
「よーお。パンッ。パチパチパチ…。」
そんでせっかく一本締めをしたのに、いつまでもグタグタと店に居残る奴ら。
暇なの?
昨日も軽く二日酔いです。
資格を勉強する時間、ブログを更新する時間。
すべて失われました。
でも今日から復活。
3群 解析に関するもの
1. 応力とひずみ
個人的には必ず覚えるべき公式。
材料に引張り、圧縮、せん断などの力が加わると、変形します。
応力σとひずみεは次のように表されます。
応力は圧力と同じく単位面積当たりの力なので、単位はN/㎡=Pa(パスカル)です。
公式がわからなくとも、最終的に求める項目の単位がわかれば、その単位に落ち着くように計算はすれば答えは導き出せます。
2. 応力ーひずみ線図
材料を引張試験機にかけて、破断するまで引張荷重を与えた時、応力とひずみの関係を描いた曲線を応力ーひずみ線図と言います。軟鋼の応力ーひずみ線図は以下の通りです。
3. 許容応力と安全係数
設計基準強度の材料に、設計基準強度と同じ応力が働くと、材料が破断する恐れがあります。そのため、機械や構造物の強度設計をする際には、安全(マージン)を見越した許容応力を定めて、それを元に設計をします。
相変わらず汚い字でスイマセン。
この数値が高いほど、余裕を持った安全方向の設計です。
安全率を高く取りすぎると、大型化、重量化、高コスト化などのデメリットが生じます。
4. ポアソン比
x方向及びy方向のひずみの比率の事。
5. 断面二次モーメント
材料の変形のしやすさは、材料の種類と断面積だけでなく、断面の形状によって大きく変化します。その度合いを表すのが、断面二次モーメントです。
6. はりの変形
単純なはりのたわみを求める問題が出題されることがあります。特に出題頻度が高いのは、集中荷重を受ける片持ちはりのたわみを求める問題です。誘導プロセスは置いといて、公式を覚えましょう。
7. 座屈
細長い棒や板に引張力をかけても容易に変形・破断はしませんが、圧縮力かけていくと、引張力よりも低い力で急に変形を起こします。この現象が座屈です。
8. 微分積分、行列、慣性モーメント
難しいので無視。
9. 合成抵抗
直列の場合はそのまま加算、並列の場合は逆数にして加算。
まとめ
- 断面二次モーメントは特重要ですね。
- ただし各断面以外は超難しいので、その時は無視する必要性も出てきますね。
- 微分積分、行列は得意な人のみ、選択して回答すれば良いかと思います。