翌日にはスッキリ。睡眠の質を上げるには?
このページのまとめ
- 仕事や資格の勉強による疲労は、睡眠によるリフレッシュが不可欠。
- 睡眠中、体に睡眠以外の負担をかけないようにする事が大事。
- 寝酒、ヤケ酒はほどほどに。
いまだ違和感バリバリの「働き方改革」という言葉。
今ではすっかり定着した言葉ですが、仕事量が増える一方、残業するなとか、休日出勤するなとか、多くの矛盾点に疑問を感じずにいられません。
本当に定時で帰れてますか?
時間外勤務が多いのは、多くの原因があるのです。
それらを突き詰めたうえで対策をするならまだしも、これをすっ飛ばして、「早く帰れ。残業すんな。」と言うのは、もう酷いですね。
いずれにせよ、定時で帰るのは困難。そんな方、多いのではないでしょうか?
そして資格の勉強は、家路に着いてから。
しかも疲労が残るなか、やらなくてはなりません。
(技術士の勉強、全然はかどっていない!!)
とにかく深く眠って疲れをとらねば、死んでしまう(笑)。
今や国民病。不眠症とは?
今回は睡眠がテーマなので、色々と書きたいと思います。
まずは不眠症。今や国民病です。
不眠症とは、入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害などの睡眠に関する問題が長期(一ヶ月以上)にわたって続き、日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気です。
- 入眠障害…なかなか寝付けない。
- 中途覚醒…眠りにつけても途中で何度も起きてしまう。
- 早朝覚醒…自分が意図した時間より早く、早朝に起きてしまう。
- 熟眠障害…ある程度眠ってもぐっすり寝たという感じがしない。
誰しも「なかなか眠れない」という経験を持っていると思います。
しかしそれは、大事な試験の前夜、海外旅行の前夜、絶対に失敗できない仕事の前夜、…など一時的な場合が多いかと思います。
そしてそれは、2~3日で改善されるものが多いかと思います。
長期に長引く根本的な原因としては、生活習慣の乱れ、職場での過度なプレッシャー、年齢、薬やアルコールの過度の摂取などがあります。
一見簡単そうですが、意外と改善が難しいのが「生活習慣の乱れ」かと思います。
以下に日常生活において注意したいことを纏めました。
要は睡眠中、体に睡眠以外の負担をかけないようにする事です。
正しい睡眠は、正しい知識から
日本テレビ「ヒマヒルナンデス」にて最近放送された、睡眠に関するウソホントです。
睡眠時間は90分周期が良い…ウソ
健康的な睡眠時間は約7時間…ホント
暑い時はクーラーをつけたままで良い…ホント
睡眠直前は歯磨きしない方が良い…ホント
寝る前にはストレッチをした方が良い…ホント
寝れない時は、一杯ならお酒を飲んでも良い…ウソ
朝は太陽の光を浴びた方が良い…ホント
だそうです。
歯磨きとストレッチは理由を忘れました(笑)。
嫌な事があっても寝酒だけはやめよう
私だって人間です。正直、これはよくやります。
欧米では「ナイトキャップ」という酒があるほど、寝酒は世界的にポピュラーな行為です。
その中でも日本は断トツで寝酒が習慣が強く、不眠症に悩む人の約3割が寝酒をしているのだとか。
お酒(アルコール)は体温を下げ、精神を落ち着かせる作用があるため、寝つき自体は良くなるのは事実です。
問題はその後。熟睡ができないのです。
眠るには体温を下げる必要がありますが、アルコールを分解する過程で交感神経が活発に活動します。
そして、徐々に体温が上がるため、最初の寝つきは良くても徐々に眠りが浅くなり、浅く眠る時間帯(レム睡眠)が増え、深く眠る時間帯(ノンレム睡眠)が増えてしまいます。
その結果、夜中などに目を覚めしやすくなるのです。
寝酒をやるな…ということではありませんが、ほどほどにする必要があります。
最後に。
技術士の勉強、まったくはかどっていません。
これからやります。