【技術士一次試験】まずは勉強開始。しかし問題が意味不明。
一週間ほど前から、技術士一次試験の勉強を開始しました。
現在は測量会社に勤めておりますが、前職は建設会社。
現職も前職も技術系の職種なので、とっつきやすい問題ばかりかなぁ…と思っていましたが、意味不明な問題ばかりで四苦八苦しています。
例えば、平成29年の基礎科目の問題。
Ⅰ-4-6
遺伝子組換え技術の開発はバイオテクノロジーを革命的に変化させ、ゲノムから目的の遺伝子を取り出して。直接DNAの構造を解析することを可能にした。遺伝子組換え技術に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
①ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)では、一連の反応を繰り返すたびに二本鎖DNAを熱によって変性させなければならないので、熱に安定なDNAポリメラーゼを利用する。
②遺伝子組換え技術により、大腸菌によるインスリン合成に成功したのは1990年代後半である。
③DNAの断片はゲル電気泳動によって陰極に向かって移動し、大きさにしたがって分離される。
④6塩基の配列を識別する制限酵素EcoRIでゲノムDNAを切断すると、生じるDNA断片は正確に4-6乗塩基対の長さになる。
⑤ヒトのゲノムライブラリーの全てのクローンは、肝臓のRNAから作製したcDNAライブラリーの中に見いだされる。
答えは①です。
へぇ!なるほどー!とはなりません。少なくとも私は(笑)。
知らなければ、絶対解けっこない問題です。勘など働きません。
知っているか知らないかの差はトテツモナク大きい。
しかし、わからないとばかり言ってては仕方ないので、自分なりに勉強法を考えてみました。
一次試験合格者の方、アドバイスを頂戴できれば嬉しいです。
先に解答を見る
3分考えて何も思いつかなければ、もう答えを見ちゃいましょう。
自分で考え抜くというのも素晴らしいですが、それよりも解き方を知った上で問題を解いた方が効率的かと思います。
仕事においても同じ。「自分で考えなさい」にやたらとこだわる人がいますが、教えた方が早い場面は多々あるかと思います。
基礎科目は全部勉強しない
出題範囲がかなり広いのが技術士一試験の特徴に思います。
1群あたり6問あるうち、とっつきやすい3問をまずは覚えるようにしましょう。
平成30年の問題は解かずにとっておく
これはテキストにも書いてあったのですが、まずは直近(昨年度)以外の過去問で知識を習得し、最後に実力試しで直近のものを解くのが良いかと思います。
計画は達成できるユルユルのものにする
準備期間を3ヶ月とした場合、半月で過去問1年分をマスターくらいのペースで良いかと思います。
あまりハイペースな勉強計画を立てると、すぐに窮屈になり挫折のもとです。
これでは面白くありませんよね。
仕事をしながらでも、勉強可能な計画にするのが良いと思います。
短期集中学習はやめる
賛否両論あるかと思いますが、1ヶ月前とか2週間前とか、直前すぎる対策はやめた方が良いかと思います。
職場での業務量が落ち着くのであれば良いかと思います。
しかし直前になって、長時間残業せざるを得ないようなイレギュラーな事が起きた場合、どうしようもありません。
どんなにおそくとも7月中には開始するのが、無難かと思います。
まとめ
・ わからなければ素直に早々に解答を見て、解き方を知ろう。
・頭に入りやすい問題から習得していこう。
・直近の過去問は、実力試しに最後にとっておこう。
・絶対に達成できるユルユルの計画を立てよう。
・短期集中型の勉強はやめよう。